昨年度、プロダクトデザイン学科を卒業生した北井沙希さんが、
「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2012」の審査員特別賞「日比野克彦賞」を受賞しました。
「MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD」は未来の一流デザイナーを目指す学生たちの「卒業制作」を対象とするアワードです。
学生時代の集大成であり、プロへの第一歩でもある「卒業制作」の表彰を通じ、次代を担う逸材の発掘と、デザイナーの卵たちの新鮮な感性と可能性を世に広める機会の創出に努めています。
就労継続支援事業所で作られるモノのデザイン
障がい者福祉施設において、靴下の生産過程で出る廃材を用いたユニットプロダクトと、誰でも簡単にそれらを作ることのできる道具の提案です。
障がい者の方が働く就労継続支援事業書にはA型の雇用型と、B型の非雇用型があります。
B型は訓練やリハビリを目的としており、雇用契約でないため最低賃金を下回る低工賃が問題とされています。
実際に就労継続支援事業所にボランティアに行き、「使う人」からではなく、「作る人」の作業の中からヒントを得てデザインを展開させました。
靴下の生産過程でできる廃材の特徴を活かし、新しい作り方である「ねじる」と「結ぶ」の二つの動作だけでできる商品をデザインしました。
手作業でモノを作るという丁寧で地道な作業工程に目を向け、モノ自体のデザインのみならず作業が楽しくなったり、廃材を再生させたり、生産性の良さを実現させた提案が評価されました。
また12月1日から4日まで、東京国際フォーラム にて受賞作品展があります。
日 時:2012年12月1日(土)〜4日(火)
障がい者の方が働く就労継続支援事業書にはA型の雇用型と、B型の非雇用型があります。
B型は訓練やリハビリを目的としており、雇用契約でないため最低賃金を下回る低工賃が問題とされています。
実際に就労継続支援事業所にボランティアに行き、「使う人」からではなく、「作る人」の作業の中からヒントを得てデザインを展開させました。
靴下の生産過程でできる廃材の特徴を活かし、新しい作り方である「ねじる」と「結ぶ」の二つの動作だけでできる商品をデザインしました。
手作業でモノを作るという丁寧で地道な作業工程に目を向け、モノ自体のデザインのみならず作業が楽しくなったり、廃材を再生させたり、生産性の良さを実現させた提案が評価されました。
また12月1日から4日まで、東京国際フォーラム にて受賞作品展があります。
お近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。
MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2012 受賞作品展
時 間:11:00〜19:00
場 所:東京国際フォーラム ガラス棟B1Fロビーギャラリー