2011年12月24日土曜日

【コンペ】大阪ガス杯でプロダクトデザイン学科の有志チームが優勝しました

12月17日(土)に、2011年度学園都市大学ゼミ対抗企画「大阪ガス杯」最終報告会が流通科学大学にて行われました。
大学で学んだ知識を社会に還元する機会を持つとともに、学生の研究活動にビジネス実務の課題解決という動機付けを与えながら、地域で活躍する若者を育成することを目的に毎年開催されています。

今年のメインテーマは「おうちのお風呂をもっと楽しもう!」です。
全部で39チームが参加し、プロダクトデザイン学科からは5チームが挑戦しました。

最終報告会では各チーム10分間のプレゼンテーションを行い、大阪ガスや流通科学大学の方々による審査が行われました。
審査の結果、プロダクトデザイン学科は以下の賞をいただくことができました。
「事業化表彰」とは、実際に「これは本格的に事業化を検討しよう」と考えていただけるような企画に対し賞されるものです。


優勝・事業化賞
「N.S.B.」プロダクトデザイン学科3年生
家具・インテリアデザインコース
浅香 理絵さん 岩田 翼さん 畠山 麻衣さん 増田 布貴子さん

第3位・事業化賞
「Team A」プロダクトデザイン学科3年生
生活・ユニバーサルデザインコース&雑貨・インダストリアルデザインコース
橋本 啓さん 真鍋 浩美さん 三好 彩香さん 山根 尚子さん

発想賞
「Color」プロダクトデザイン学科3年生
家具・インテリアデザインコース
加野 菜美さん 辻本 柚圭里さん 内藤 有美さん 松崎 裕太さん 三好 兼太朗さん



優勝・事業化賞「N.S.B.」
パパブロをテーマにした新たなお風呂グッズの提案
「お風呂に入る」ではなく、「お風呂に遊びに行く」という感覚で、父と子の親子入浴を楽しむためのお風呂グッズの提案です。
スライムのようなぷるんとした入浴剤を相手の身体に投げたり、ひっつけたりして遊びます。
そのまま湯船に浸かると、湯船が色づき入浴剤としての効果が出ます。
子どもにとっての「遊び道具」、親にとっての「コミュニケーションツール」になります。




第3位・事業化賞「Team A」
一人暮らし月イチジョシを週サンジョシに
一人暮らし女子大生のリアル風呂事情を調査すると、入浴によるダイエットや美容効果を知りながらもシャワーだけで済ます女子が多いことがわかりました。
そんな女子のために、親友同士が9時にお風呂で恋バナをする美容系アプリを提案しました。
それぞれの家のお風呂で半身浴をしながら恋バナをして、また友達の運動メニューや体重の変化がわかることで、ダイエット意識が高まります。
ゲームセンターのプリクラコーナーにアプリのQRコードと広告を設置し、広告宣伝を行うというアイデアも評価されました。






発想賞「Color」
「お風呂の中に別空間を作る」をコンセプトに、「フタを閉めて湯船につかる」という子どものころにした行動に着目した提案です。
お風呂に遊び空間やリラックス空間など、自分だけのお風呂空間をがつくれるようなデザインになっています。
具体的な機能としては、暗室やミストサウナを楽しむことができます。